About ABA

レッスン中、時折生徒さんたちの顔が強張っていたり、レッスン後、先生が怖かったという言葉を生徒さんたちから聞くことがあります。

私は子供達、生徒さん達への絶対的な指導信念として、時には厳しさも必要だと思っています。

ABAではバレエというひとつの素晴らしい厳格な芸術を学ぶ者、そして携わる者としての最低限の礼儀や、心の美しさはもちろんのこと見た目の美しさの大切さをも普段からしっかりと指導させていただいています。

近年、その最低限ができていない子供達が本当に多く見受けられる気がしています。

とても厳しい言い方にはなりますが、この最低限ができない子供達は、バレエの世界でもバレエ以外のことでも絶対に先がないと私は考えています。

バレエで学んだこと、培ってきたものは必ず人生の宝となっていき、将来就職をする時も、バレエだけでない他の夢を追い求めるときなどにも生徒さんたち一人一人の役に立って行くと信じています。

私はABAの生徒さん達にはバレエを通じて生徒さんたち一人一人の将来の夢を必ず叶えて欲しいと思っていますので、バレエのテクニック以外のこともしっかりと指導させていただいています。

バレエというのはとても厳格なものなので、体型、骨格またはセンスの問題で努力しているのにできない、という生徒さんもいます。

ですが私はこの  “できない”  ということではなく  “しない”  ということが1番の問題だと考えています。

できない生徒さんたちにも上達してもらいたいので厳しく指導をさせていただくこともありますが、

私が1番厳しく注意をする時、というのは人間としての最低限のマナー、そしてABAのお約束、そして先程から言っているバレエを学ぶ者、携わる者としての最低限の礼儀を  “しない”  生徒さん達です。

これらができないとレッスンでの注意以前の問題で、何にもならないと私は思っています。

ただ、「怖い」という言葉を聞くと

そんなに怖いのかしら、

と考えることもあります。

でも私もそうでしたが、怖い、と思って泣く子たちも、いつかそれが理解ができる大人になって  “本気で叱ってくれる大人”  の有難さをわかってくれる、と信じています。そしてバレエをすることで決して折れることのない強い心、強い信念、そして素晴らしい為人を作り上げて欲しいと思います。

私も子供の時、先生から怒鳴られ、教室から追い出され…を何度経験したでしょうか。

ここで泣いても何にもならないと思っていたのでスタジオでレッスン中には1度も泣いたことはありませんが、お家に帰って泣いたことが何度あるでしょうか。

今ではそこまで真剣に怒ってくださった先生方に心から感謝しています。

長くなりましたが、これが私の普段から大事にしている信念です。

レッスン中、怖いと思うこともあるでしょうがこれからも信じてついて来ていただけたら、と願います。

まだまだ私の指導方針についてこのblogでは伝えきれていませんが、またいつかお伝えできればと思います。

Aoi

Aoi Ballet Academy
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