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About Cecchetti


Aoi Ballet Academyは由緒正しい正統派クラシックバレエである  【Cecchetti method】 チェケッティメソッドの教室です。


 

 

「チェケッティ・メソッド」は、後の「ワガノワ・メソッド」や「RADメソッド」などのメソッド創始者や「英国ロイヤル・バレエ」や「イングリッシュ・ナショナル・バレエ」や「ランベール・ダンス・カンパニー」などのバレエ団創始者が教え子や弟子として学んだ、現代にまで現存する全てのクラシックバレエの元となる正統派クラシックバレエメソッドとなります。

ABAの生徒にとってプロを目指す生徒も、そうでない生徒にとっても世界に通じる正しいクラシックバレエを学び、世界に通じる試験にチャレンジし、その資格を取得出来る事、正しいバレエを学び続けていく事は個々のバレエ人生においてとても素晴らしい経験となり個々のバレエ人生においての宝物となるでしょう。

Cecchetti methodでは他メソッドとは違い未発達の子どもの身体の成長を大切にしっかりと考えられており、試験は7歳からとしているため受験時に7歳以下の生徒はご参加いただけませんが年齢の上限はありませんので成人の生徒もご参加いただけます。

 

 

Cecchetti methodとは

 

Cecchetti method チェケッティメソッドは現代まで現存する世界最古のクラシックバレエのメソッドです。

理論から実際の練習法を開発してそれを体系化し、劇場で踊るプロフェッショナルのためのカリキュラムを開発しました。

伝統に根差し、ダンサーのために一切の妥協を許さない、世界的に今もトップダンサーたちや芸術監督たちから支持されるチェケッティ・メソッドは、トップダンサーのためだけではなく、そこに至るまでの身体能力や年齢などに合わせた21のグレードに合理的に体系化されています。

そしてそのチェケッティ・メソッドの指導者は理論だけではなく技術も必要とされ何段階もの厳正な試験に優秀な成績で合格した者にのみ指導免許が許されており、現存する世界的に通用するバレエ教師資格としては1番厳しく合格が難しいとされています。

マエストロ・エンリコ・チェケッティはバレエ発祥の地であるイタリアで生まれ、スカラ座バレエ団プリンシパル、ロシア帝室バレエ団(現マリインスキー・バレエ団)プリンシパルを経て振付や指導者としてロシア帝室バレエ学校(現ワガノワ・バレエ・アカデミー)やポーランド帝室バレエ学校を経て、セルゲイ・ディアギレフ率いる伝説のバレエ団「バレエ・リュス」の指導者となりました。

エンリコ・チェケッティが指導する「バレエ・リュス」にはパブロ・ピカソ(美術)、クロード・ドビュッシー(作曲)、ジャン・コクトー(台本)、ココ・シャネル(衣装)などの才能が集いました。

創始者のエンリコ・チェケッティは体系的指導法「チェケッティ・メソッド」を確立し、後の「ワガノワ・メソッド」や「RADメソッド」の礎となり源流となりました。

 

バレエ教師としての責任とは

 

バレエの教師は子どもから大人までバレエを学びたいという生徒に正しいバレエとその楽しさを”教える”責任があります。

小さな子どもから大人まで目的は目標は様々ですがバレエを真剣に学びたいという生徒に、教師として出来ること、必要なこと、そしてそうでなければいけないことがあります。

【正確な身体の使いかたを正しい教授法で教えられる世界で通用する教師資格を持つこと】
【教師資格のみではなく、自身がカンパニーで踊ってきたという経験】
【カンパニーでコールドとしてだけでなく主役を務めたことがあること】

【日本のみではなく、海外など数カ国でのダンサー、教師としての経験】
【ひとつのメソッドではなく複数のメソッドを知り、学んでいること】

まだ身体が未発達の子どもも、もちろん趣味であってもバレエを真剣に学びたい大人も、全ての生徒にとって、間違った身体の使い方で身体を壊すことなく正しいバレエを指導する知識があること、
ダンサーとしての将来を夢みて、一生懸命頑張る生徒を導くために教師自身がカンパニーでダンサーとしての経験があること、
プロのダンサーを目指す生徒はもちろん、バレエを習う生徒たちにコールドの役割や大切さ、そして主役の役割やその責任などをそれらを実際に務めてきて得た自身の経験からも教えられる教師であること、
国内だけでなく海外などでプロのダンサーを目指す生徒に自身の海外での経験や知識を教えられる教師であること、
ひとつのメソッドしか知らず、偏った知識や凝り固まった考えではなく、ひとりひとり違う生徒の骨格や体型に合わせ最も適した指導を選べるようたくさんのメソッドや教授法を知り、学んでいる教師であること、

ABAでは、これらを生徒を指導するバレエ教師として必要不可欠であると考えます。

 

Cecchetti method教師資格について

 

チェケッティ・メソッドの指導者は理論だけではなく技術も必要とされ何段階もの厳正な試験に優秀な成績で合格した者にのみ指導免許が許されており、現存する世界的に通用するバレエ教師資格としては1番厳しく合格が難しいとされています。

 

バレエ教師資格とは

 

現在、世界的に通用するバレエの教師資格はチェケッティメソッドの教師、RADメソッドの教師のみです。(限定的ならばワガノワ メソッドも含まれます)

各バレエスクールなどの教師コースで取得するディプロマとは受講終了証であり、教師資格ではありません。

各国の専門学校や大学卒業で取得する教師資格はその取得した国のみで通用する資格です。

しっかりとしたバレエ教師資格を持つ教師からバレエを学ぶというメリットは成長期の子どもにとって怪我をさせないことはもちろん、大切な身体の発育を考えながらしっかりとした技術、身体能力を伸ばしていけるところにあります。

趣味でももちろんですが、プロを目指す生徒にとって土台となる基礎、身体、技術を間違った指導によって怪我や故障をすることなくしっかりと正しいバレエを身につけていくことができます。

バレエを学ぶ大人にとっても、形だけを追う見せ掛けのバレエではなくしっかりとした正しい身体の使いかた、基礎を学ぶことで更なる上達を望むことができ、これまで難しくできなったことも、バレエをしているうえでわからなかった疑問も正しい教師資格を持つ教師から学ぶことで解決することができます。

 

Maestro Enrico Cecchettiの教え子や弟子について

 

マエストロ・エンリコ・チェケッティの教え子や弟子には

バレエ団創始者となる

二ネット・ド・ヴァロワ  「英国ロイヤル・バレエ」創始者

アリシア・マルコヴァ   「イングリッシュ・ナショナル・バレエ」共同創始者

マリー・ランベール    「ランベール・ダンス・カンパニー」創始者

バレエ・メソッドの創始者となる

アグリッピナ・ワガノワ   「ワガノワ・メソッド」創始者

タマラ・カルサヴィナ    「RADメソッド」共同創始者

ニコライ・レガット     「レガット・メソッド」創始者

その他の主な教え子や弟子には

アンナ・パヴロワ      「マリインスキー・バレエ」「バレエ・リュス」プリンシパル

ヴァーツラフ・ニジンスキー 「マリインスキー・バレエ」「バレエ・リュス」プリンシパル

セルジュ・リファール    「パリ・オペラ座バレエ」プリンシパル及び芸術監督

ミハイル・フォーキン     振付家 (レ・シルフィード ペトルーシュカ 瀕死の白鳥)

レオニード・マシーン    「バレエ・リュス」振付家 映画「赤い靴」振付

その他、現代にもフレデリック・アシュトン(英国ロイヤル・バレエ芸術監督及び振付家)や、マーゴ・フォンティン(英国ロイヤル・バレエ プリンシパル)、ダーシー・パッセル(英国ロイヤル・バレエ プリンシパル)などチェケッティの孫弟子であるバレエ界の名だたる重鎮達が声を揃えて、チェケッティ・メソッドを学んできたことについての己の幸運、チェケッティ・メソッドの素晴らしさを説いています。

伝統に根づいた正しいクラシックバレエであるチェケッティメソッドを学ぶ事はプロフェッショナルダンサーを目指す生徒にとっては生徒の身体的や技術的上達にとって必要不可欠ですが、プロフェッショナルを目指していない生徒にとってもバレエだけでなく他へ通じる正しい身体の使い方を学ぶ機会となりとても素晴らしい経験となり、バレエ人生においての宝物となっていくでしょう。